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学生インターンからUPBEAT保育士へ
UPBEATでは、毎年、学生インターンの受け入れを行っています。
本年度も春に小学部で2名の高校生インターンが働いてくれました。また、この夏はアクシアキッズでも受け入れを予定しています。
中には、インターンを経た後に就職した学生さんもいます。
そこで、今回はUPBEATでインターンを体験し、その後保育士として就職したMaiさんにインタビューしました。
■MaiさんがUPBEATでインターンを行ったのはいつですか?
9年前の高校生時代です。
その後、4年生大学を卒業し、UPBEATの保育士として就職して4年目になります。
■UPBEATでインターンを行おうと思ったのはなぜですか?
「保育士」という仕事に興味があったため、高校の職業体験でインターンプログラムに参加することになった際、
まずは保育分野の企業を探していました。
その頃、たまたま、いとこがUPBEATのサマーコース(夏休みの短期スクール体験)に通っていたため、英語で子どもを保育している場所があることを知りました。
当時は、インターナショナルスクールがどんな保育をしているのか全く想像がつかなかったので、ぜひ、UPBEATで職業体験をしてみたいと思い希望しました。
■Maiさんは当時、英語が得意だったのでしょうか?
はい、当時、学校の教科としては高得点が取れていたので、自分では、得意な方だと思っていました。
■では、その頃から英語には抵抗がなかったのですね?
はい、抵抗はなかったのですが、実際に“英語で話す”というスキルはありませんでした。
インターンをしてみて、テストで高得点が取れるからといって“英語ができる”ということではなく、英語でコミュニケーションが取れるスキルの方が大切たということに気がつきました。
■インターン体験はどれくらいの期間でしたか?
1週間足らずです。
■インターン体験で、印象的だったことがあれば教えてください。
とても緊張しながら園に入ったことを覚えています。
園に入ってすぐ一番驚いたのは、子どもと先生が英語でコミュニケーションしていたことです。
すごくびっくりしました。
園の中ではオールイングリッシュであるのが、当時の私には考えられないことでした。
高校生の自分より、子ども達の方がすごく上手に英語を話せている印象でした。
また、保育士さんの子どもへの接し方や気配り、仕事の大変さも、強く感じることができました。
■具体的に記憶に残っているエピソードがあれば教えてください。
子ども達が喧嘩や物の取り合いしてる時に、私には止め方がわからなくて、
とりあえず「Stop!Stop」というような声のかけ方しかできませんでした。
そう伝えても、子ども達にはなかなか理解してもらえません。
ところが、保育士さんや先生方が声をかけると、(喧嘩や物の取り合いが)すぐ収まりました。
それを見て、やはり、子どもとの信頼関係がとても大事なんだなと強く感じ、
保育士さんは、子ども達の行動や反応をとても良く見ているのだと実感しました。
■大学卒業後、UPBEATに就職しようと思った理由は何ですか?
実は、大学は保育の専門ではない学校を選択し、一般企業への就職も視野に入れていました。
それでもやっぱり、子どもに教えることには興味があったので、資格講座で保育資格を取得し、教育実習を行って教員免許も取得しました。
一般企業への就活も行い、内定もいただいていたのですが、
心のどこかで「普通の会社に入ったら英語は使わないだろう」だとか、
「子どもと接することも無いだろう」と感じていました。
「もっと英語を学びたい」とか、「子どもと接したい」という気持ちも捨てきれず、
結局、高校生の時にインターン体験をしたUPBEATへの就職を希望しました。
■日本の保育園や、他のインターナショナルスクールへの就職は考えなかったのでしょうか?
周りの友人の話を聞いて、日本の保育園に就職することはイメージできなかったことと、「英語」への関心もあったことで、日本の保育園は考えませんでした。
また、インターナショナルスクールであれば、UPBEAT一択で挑戦してみようという気持ちでした。
もし、UPBEATに就職できなければ、一般企業に入社するつもりで、他のインターナショナルスクールは選択肢に入りませんでした。
■Maiさんは今、子どもたちに英語で接しているのでしょうか?
はい、英語で接しています。
就職1年目はすごく苦労しました。
大学を卒業したからといって英語ができるわけでもなく、ペアになった先生と一緒に仕事をしました。
英語での声かけの仕方を調べたり、実際に教師が使っている言い回しを覚えて、子ども達とコミュニケーションをとり、絆を深めていきました。
今はコミュニケーションもすんなり取れるようになったので、自分でも成長したなと感じています。
■UPBEATに就職してみて、何か感じていることはありますか?
UPBEATでは、子どもの成長や発達段階に合わせた接し方があって、学年によって声のかけ方が違います。
インターン体験のときにも、そうした声のかけ方や接し方は見聞していたのですが、
やはり、見聞きするだけなのと、自分が実際に行うのとでは全く違うので、今もずっと勉強中です。
毎日実践しながら、「どうすれば子どもに理解してもらえるか?」を日々勉強しています。
■最後に、インターン体験の感想をお願いします。